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音信不通とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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音信不通

「彼と音信不通になる」などのように使う「音信不通」という言葉。

「音信不通」は、音読みで「おんしんふつう」と読みます。

「音信不通」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「音信不通」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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音信不通の意味

「音信不通」には次の意味があります。

便りがないこと。いんしんふつう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

電話やメール、手紙などの連絡が全く来ないという意味になります。安否不明や消息不明といった意味も込められています。

音信は「いんしん」とも呼び、意味は便り。不通は通信や交通は途絶える、便りが来ないという意味で音信不通は成り立っています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・たとえば一軒の民家を孤立させて、音信不通にすることはできるわよね?
(出典:西尾維新『伝説シリーズ 2 悲痛伝』)

・卒業してから、しばらく二人の間が音信不通になったのを憶えている。
(出典:遠藤周作『口笛をふく時』)

・一九六八年の事件の少し前から音信不通になってしまったこと。
(出典:米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』)

・十何年も音信不通であった友人、出家したのであろう姿とこの寺で再会した。
(出典:永井吐無『癒しの旅 四国霊場八十八ヵ寺』)

音信不通で幾年を送るあいだに、女は流れ流れて門司の芸妓になった。
(出典:岡本綺堂『水鬼』)

類語

途絶(とぜつ)
意味:続いていた物事がとぎれて絶えること。また、続いて行われてきたことを絶つこと。(出典:デジタル大辞泉)

行方不明(ゆくえふめい)
意味:ゆくえがわからないこと。どこへ行ってしまったかわからないこと。ゆくえしれず。(出典:精選版 日本国語大辞典)

途絶える(とだえる)
意味:続いていたものが、途中で切れてなくなる。(出典:デジタル大辞泉)

疎遠(そえん)
意味:遠ざかって関係が薄いこと。音信や訪問が久しく途絶えていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

失跡(しっせき)
意味:行方をくらますこと。また、行方が知れないこと。(出典:デジタル大辞泉)

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