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面食らうとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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面食らう

「突然の出来事に面食らう」などのように使う「面食らう」という言葉。

「面食らう」は、音読みで「めんくらう」と読みます。

「面食らう」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「面食らう」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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面食らうの意味

「面食らう」には次の意味があります。

突然の事に驚きとまどう。(出典:デジタル大辞泉)

「面食らう」という表現は、俗語で主に口語で使われることの多い言葉です。
トチの実を粉にして練りこんだ蕎麦を作ろうとすると、すぐに固まってしまうため、急いで麺棒で伸ばす必要がありました。その様子から、突然のことに戸惑って慌てふためくさまを表わす言葉として使われるようになりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・帰国していたとは知らなかったので面食らいましたが、当然大歓迎です。
(出典:原田宗典『旅の短篇集 春夏』)

・私の質問に先生は少し面食らっておられましたが、答えてくださいました。
(出典:乙一『さみしさの周波数』)

・彼女がそんな顔を見せたことはそれまでになかったので、私は面食らった
(出典:東野圭吾『殺人の門』)

・小さなビルだから無理もないが、最初の訪問者はいささか面食らうだろう。
(出典:宮部みゆき『クロスファイア下巻』)

・初めに会った時は、一体何をこいつは怒ってるんだろう、と面食らったものだ。
(出典:赤川次郎『長い夜』)

類語

目を疑う(めをうたがう)
意味:実際に見ても信じられないほど不思議に思う。(出典:デジタル大辞泉)

まごつく
意味:迷ってうろつく。当惑してうろたえる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

慌てふためく(あわてふためく)
意味:思いがけない物事に出会って、落ち着きを失ってうろうろする。(出典:デジタル大辞泉)

狼狽える(うろたえる)
意味:不意を打たれ、驚いたり慌てたりして取り乱す。(出典:デジタル大辞泉)

狼狽する(ろうばいする)
意味:驚きのあまり、どうしてよいか分からずまごまごする。あわてふためく。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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