電池
「電池を新しく替える」などのように使う「電池」という言葉。
「電池」は、音読みで「でんち」と読みます。
「電池」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「電池」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
電池の意味
「電池」には次の意味があります。
・電気エネルギーを化学的に蓄え,放出する装置。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
「電気エネルギーを、私たちの身近なものに役立てるために蓄えてくれる装置」と捉えたらわかりやすいです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・どこへでも持っていけるよう、彼女はいつもラジオは電池で聞いていた。
(出典:片岡義男『エルヴィスから始まった』)
・三つともいっぺんに使って、電池がきれてしまってはたいへんだからね。
(出典:江戸川乱歩『妖怪博士』)
・それとも太陽の電池がきれて、それで月が消えてしまったのだろうか。
(出典:阿刀田高『自選恐怖小説集 心の旅路』)
・そこからのぞくと、電池の力で動く写真が見られる仕組みになっていた。
(出典:難波利三『小説吉本興業』)
・しかも驚いたことは、その電池部分にタイマーがセットされていたことだ。
(出典:中川靖造『海軍技術研究所』)
類語
・バッテリー
意味:蓄電池。(出典:デジタル大辞泉)
・乾電池(かんでんち)
意味:手軽に電源を得るために,取り扱いを容易にして持ち運びもできるようにした電池。(出典:百科事典マイペディア)
・蓄電池(ちくでんち)
意味:放電後に再び充電して反復使用できる化学電池で、二次電池ともいう。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
・コンデンサー
意味:二つの導体を絶縁して向かい合わせ、電圧を加えて電気を蓄える装置。(出典:デジタル大辞泉)
・真空管(しんくうかん)
意味:内部を真空にして、電極を封入した中空の管のこと。(出典:ASCII.jpデジタル用語辞典)