雰囲気
「独特の雰囲気」などのように使う「雰囲気」という言葉。
「雰囲気」は、音読みで「ふんいき」と読みます。
「雰囲気」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「雰囲気」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
雰囲気の意味
「雰囲気」には次の意味があります。
・その場やそこにいる人たちが自然に作り出している気分。また、ある人が周囲に感じさせる特別な気分。ムード。(出典:デジタル大辞泉)
その場に漂う気分や空気などを意味します。
「ふいんき」ではなく「ふんいき」と読みます。
小説などでの具体的な使い方は下記の通り。
使い方・例文
・人は誰でも体の周囲に特殊な雰囲気を有している。
(出典:森鴎外『青年』)
・周囲の雰囲気が少しずつ変わってきた。
(出典:むぅ『Happiness』)
・どうせ雰囲気作りのための演出に決まっている。
(出典:吉村達也『トリック狂殺人事件』)
・普段からどことなく、小学生的の雰囲気漂う人だが。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第5巻』)
・気の強そうな雰囲気の女の子だ。
(出典:わかつきひかる『ふたかた』)
・一種の雰囲気とはいうことができよう。
(出典:国枝史郎『娘煙術師』)
・外とはまったく違った雰囲気を醸しだしていた。
(出典:むぅ『「未来に向かって」』)