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針小棒大とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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針小棒大

「針小棒大な報道」などのように使う「針小棒大」という言葉。

「針小棒大」は、音読みで「しんしょうぼうだい」と読みます。

「針小棒大」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「針小棒大」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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針小棒大の意味

「針小棒大」には次の意味があります。

針ほどの小さいことを棒ほどに大きく言いたてること。物事をおおげさに言うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

小さなことをオーバーに騒ぎ立てるなど、誇張して大きくみせようとしている場合などに使われます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・嘘をつくことも、針小棒大にいうこともできるし、誤解されることもある。
(出典:クロウリー『エンジン・サマー』)

針小棒大にものをとることは誰にだってあることだよ。
(出典:クリスティ/小西宏訳『「ポワロ参上!」3』)

針小棒大の記事も沢山あったに違いありません。
(出典:徳冨蘆花『みみずのたはこと』)

・勿論、この話は彼等の話の要点だけであって、作り話や針小棒大と思われるところは皆削った。
(出典:夢野久作『東京人の堕落時代』)

・いずれにせよ、現代の日本は、大げさ社会、針小棒大社会、といってもよろしい。
(出典:森本哲郎『日本語 根ほり葉ほり』)

類語

大口を叩く(おおぐちをたたく)
意味:大げさな物言いをする。偉そうなことを言う。大きな口をきく。(出典:デジタル大辞泉)

脚色(きゃくしょく)
意味:事実をおもしろく伝えるために粉飾を加えること。(出典:デジタル大辞泉)

フィクション
意味:作りごと。虚構。(出典:デジタル大辞泉)

誇大(こだい)
意味:実際以上に大げさに言ったり考えたりすること。(出典:デジタル大辞泉)

大言壮語(たいげんそうご)
意味:実力不相応な大きなことを言うこと。また、その言葉。(出典:デジタル大辞泉)

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