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酷似とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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酷似

「知り合いと酷似している」などのように使う「酷似」という言葉。

「酷似」は、音読みで「こくじ」と読みます。

「酷似」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「酷似」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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酷似の意味

「酷似」には次の意味があります。

はなはだしく似ていること。きわめてよく似ていること。酷肖(こくしょう)。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「酷似」をわかりやすくいうと、「ものすごく似ている」という意味になります。何かとその対象になるものが見分けにくいほどに似ているということをあらわす言葉です。
「酷」の字は、度を超えていることをあらわす「はなはだしい」という意味もあります。
酷似は「している」や「する」と一緒に使われることが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その爺さんは、森の賢者と名乗った怪しい爺さんに酷似していたのだ。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒ特別編 「ハルヒ劇場 act2」』)

・佐貴子たちが手に入れようとした例のビデオテープの画面に酷似している。
(出典:東野圭吾『幻夜』)

・偶然とはいえ、フクロムシと酷似した名前に落ち着いたことは興味深い。
(出典:貴志祐介『新世界より』)

・今度は雷に酷似した物音ではなく、何かの破壊音が耳をつんざいた。
(出典:吉野匠『レイン5 武闘会、開幕』)

・理由はすぐにわかった、実際に物の配置が昨日と酷似しているからだ。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

類語

類似るいじ
意味:似かようこと。また、似かよっていること。共通点があること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

相似そうじ
意味:形、姿などが、類似していること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

近似きんじ
意味:よく似かよっていること。類似。(出典:精選版 日本国語大辞典)

似るにる
意味:物の形が見た目に同じようである。(出典:デジタル大辞泉)

似たり寄ったりにたりよったり
意味:互いに優劣・差異などがほとんどないこと。また、そのさま。大同小異。どっこいどっこい。(出典:デジタル大辞泉)

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