配管
「配管工事」などのように使う「配管」という言葉。
「配管」は、音読みで「はいかん」と読みます。
「配管」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「配管」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
配管の意味
「配管」には次の意味があります。
・ガスや水道などの管を敷設すること。また、敷設された管。(出典:デジタル大辞泉)
たいていは気体・液体を運ぶ管の敷設です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・その奥は、配管スペースになっていたが、十分、人の入れる広さである。
(出典:荒巻義雄 『「能登モーゼ伝説」殺人事件』)
・壁の一部は配管が剥き出しになっていて、あまり端に寄りたくなくなる。
(出典:佐竹彬 『カクレヒメ 第1巻』)
・その中に石油を送る配管があり、短い間隔を置いて噴出孔が並んでいる。
(出典:中谷宇吉郎 『霧を消す話』)
・それは飛行機というより、配管設備業者のトラックのようだった。
(出典:野尻抱介 『クレギオン 5 タリファの子守歌』)
・配管やテレビを修理したり、原爆や電気やそんなものを作ったりする奴ら。
(出典:マッケナ・リチャード・ミルトン 『愛と月の犬』)
・こうした「配管」が、肝臓の基本的な構造をつくりあげているのである。
(出典:養老孟司 『からだを読む』)
・そこは床も天井もない、機械と配管に囲まれた空間だった。
(出典:野尻抱介 『ロケットガール 全4巻 ロケットガール 1』)
・その長い吊革を利用して、彼は天井の配管スペースによじ登ることができた。
(出典:森博嗣 『四季 2 夏』)