部門
「営業部門に配属になる」などのように使う「部門」という言葉。
「部門」は、音読みで「ぶもん」と読みます。
「部門」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「部門」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
部門の意味
「部門」には次の意味があります。
・全体を区分けしたそれぞれの部分。分類した部分。(出典:精選版 日本国語大辞典)
全体から仕分けて分類された担当グループを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・新社会への出発以来、ソヴェトの生産各部門には多くの婦人が進出した。
(出典:宮本百合子『「インガ」』)
・単純に、成功事例を他部門に文書などで持っていっても理解されません。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・地球についての情報によると、SFとかいう文学部門があるようですな。
(出典:K・H・シェール『ドイツSF/シェール初期長編(全4巻) 3 地球への追放者』)
・技術系の社長が権限を発揮できるのは、生産現場と開発部門だけである。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)
・今日から軍の魔法技術部門に属するスタッフの照合が開始されている。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 10 来訪者編 <中>』)
類語
・種目(しゅもく)
意味:種類分けした、一つ一つの項目。また、その名称。(出典:デジタル大辞泉)
・条項(じょうこう)
意味:箇条書きにしたものの、一つ一つの項目。箇条。(出典:デジタル大辞泉)
・品目(ひんもく)
意味:品物の種目。品物の目録。(出典:デジタル大辞泉)
・条目(じょうもく)
意味:箇条書きにした法令・規則。また、その一つ一つの項目。(出典:デジタル大辞泉)
・部類(ぶるい)
意味:種類によって分けた、その一つ一つのグループ。(出典:デジタル大辞泉)