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邪魔とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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邪魔

「邪魔者」などのように使う「邪魔」という言葉。

「邪魔」は、音読みで「じゃま」と読みます。

「邪魔」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「邪魔」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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邪魔の意味

「邪魔」には次の二つの意味があります。

1 妨げること。また、妨げとなるものや、そのさま。
2 訪問すること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

邪魔の意味①「妨げること。また、妨げとなるものや、そのさま。」

「邪魔」の一つ目の意味は「妨げること。また、妨げとなるものや、そのさま。」です。

「邪魔」は、もともと仏教用語で「修行の妨げをする悪魔」を意味する言葉ですが、転じて一般的に「妨げること」という意味で使います。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・二人の仲を邪魔して、ゆつくり話をする機会を与えないようにするのだ。
(出典:武田麟太郎『現代詩』)

・毎日学校からかえると工事場へ行って邪魔にならないように仕事をみていた。
(出典:久坂葉子『灰色の記憶』)

・ラジオの音が何より仕事の邪魔だが、ここではその心配が完全にない。
(出典:坂口安吾『我が人生観』)

・ひょっとすると邪魔物扱いにされてあの老人は殺されてしまうかもしれない。
(出典:有島武郎『或る女』)

・もう邪魔者はおるまいと確信して、屋根の穴に近づいた。
(出典:ドイル/秋田元一訳『豪勇ジェラールの冒険』)

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邪魔の意味②「訪問すること。」

「邪魔」の二つ目の意味は「訪問すること。」です。

この意味では「お邪魔」と使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・それではお邪魔を致しましょうと、ようやくおれの云う事を聞いてくれた。
(出典:夏目漱石『坊っちゃん』)

・「どうもお邪魔をしました」と挨拶した。
(出典:夏目漱石『こころ』)

・お邪魔すると悪いからお訪ねしませんが、一度だけ会って下さい。
(出典:坂口安吾『明日は天気になれ』)

・突然お邪魔してそこまでお世話になるのも迷惑じゃないだろうか?
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 12』)

・「夜分お邪魔いたします」 時間を考えて相手は声に抑制をかけている。
(出典:森村誠一『野性の証明』)

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