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疎外とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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疎外

「疎外感を抱く」などのように使う「疎外」という言葉。

「疎外」は、音読みで「そがい」と読みます。

「疎外」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「疎外」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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疎外の意味

「疎外」には次の意味があります。

嫌ってのけものにすること。(出典:デジタル大辞泉)

嫌ったりよそよそしくしたりして、近づきにくい状態にすることを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・信頼する身内から冷たく疎外されている。
(出典:上野正彦『死体は告発する』)

・手段を設けておれを疎外しようとしているのではないか?
(出典:大佛次郎『赤穂浪士(上)』)

・たとえどんな些細なことであれ、疎外から解放されるのは嬉しいことだ。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 2-5121小隊の日常』)

・きみは多分疎外されていたんだよ。疎外と虐待は違うよ。
(出典:西尾維新『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』)

・新しい環境での違和と疎外の感覚は、まず時間と言葉の面ではっきりあらわれた。
(出典:石原吉郎『望郷と海』)

・会議室にいるのは友人たちばかりだが、それでもこの疎外感は強烈だった。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』)

・学者というものが疎外者に勇気を与え得る存在であることの一例だ。
(出典:山下洋輔『ドバラダ門』)

・これが為に彼らはますます疎外排斥せられる。
(出典:喜田貞吉『特殊部落ということについて』)

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