逡巡
「逡巡する」などのように使う「逡巡」という言葉。
「逡巡」は、音読みで「しゅんじゅん」と読みます。
「逡巡」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「逡巡」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
逡巡の意味
「逡巡」には次の意味があります。
・決断できないで、ぐずぐずすること。しりごみすること。ためらい。(出典:デジタル大辞泉)
「逡巡」をわかりやすく言うと「なかなか決心しないで行動に移さないこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・初めはかなりの逡巡を見せていた彼女だがようやく折れてくれたらしい。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜 32 氷結の夢』)
・しかし逡巡して不安な気持でいるよりは、早くけりをつけた方がましだ。
(出典:福永武彦『海市』)
・人間の思考よりもはるかに短いが、しかし、それは明らかに逡巡だった。
(出典:大迫純一『ゾアハンター 02 ウリエルの娘』)
・この空の下のどこかで、きっと同じような逡巡と戸惑いに囚われている。
(出典:福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 06 重力の井戸の底で』)
・彼の頭が彼に適当な解決を与えるまで彼は逡巡しなければならなかった。
(出典:夏目漱石『道草』)
類語
・躊躇(ちゅうちょ)
意味:あれこれ迷って決心できないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・とつおいつ
意味:考えが定まらず、あれこれと思い迷うさま。(出典:デジタル大辞泉)
・二の足を踏む(にのあしをふむ)
意味:一歩目は進みながら、二歩目はためらって足踏みする。(出典:デジタル大辞泉)
・右顧左眄(うこさべん)
意味:周囲の状況ばかり気にして、自分の態度をなかなか決断しないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・尻込み(しりごみ)
意味:おじけて、あとじさりすること。(出典:デジタル大辞泉)