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逓減とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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逓減

「売り上げが逓減する」などのように使う「逓減」という言葉。

「逓減」は、音読みで「ていげん」と読みます。

「逓減」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「逓減」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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逓減の意味

「逓減」には次の意味があります。

数量がしだいにへること。また、しだいにへらすこと。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言えば「時間が経つにつれ徐々に減っていくこと」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あるいは貴卑平等の大会を催し貧富の差別の逓減を計り貧病に苦しむものを救った。
(出典:和辻哲郎『古寺巡礼』)

・消費量の増加と共に欲望は逓減するとの法則を立てて、利用理論を説いている。
(出典:ワルラス・マリー・エスプリ・レオン『純粋経済学要論』)

・せいぜい言い得ることは、需要は逓減的比率にある、ということである。
(出典:リカード・デイヴィッド『経済学及び課税の諸原理』)

・刺戟は反覆することによって逓減するのだから、一定質量の快感を保持するためには刺戟を限りなく増加しなければならぬ。
(出典:戸坂潤『娯楽論』)

・これは、一切の土壌の性質上、逓増はせず、徐々に逓減するところの、基金である。
(出典:吉田秀夫『人口論』)

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類語

漸減(ぜんげん)
意味:少しずつ減ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

縮減(しゅくげん)
意味:ちぢめたり、へらしたりすること。特に、計画・予算などの規模を小さくすること。(出典:デジタル大辞泉)

減殺(げんさい)
意味:少なくすること。減らすこと。また、減ること。(出典:デジタル大辞泉)

減耗(げんもう・げんこう)
意味:減ること。また、減らすこと。(出典:デジタル大辞泉)

減損(げんそん)
意味:物や財産などが減ること。また、減らすこと。(出典:デジタル大辞泉)

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