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退避とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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退避

「安全な場所へ退避する」などのように使う「退避」という言葉。

「退避」は、音読みで「たいひ」と読みます。

「退避」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「退避」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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退避の意味

「退避」には次の意味があります。

危険を避けるため、ある場所から、退くこと。退いて危難を避けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

わかりやすく言えば「避難すること」という意味です。
今いる場所から安全な場所へ立ち退くことを言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼等は傷ついた職員を連れて南へ向って退避しなければならなかった。
(出典:新田次郎『昭和新山』)

・諸藩の屋敷が次々に人を退避させれば、江戸の道という道が人で塞がる。
(出典:冲方丁『光圀伝』)

・「上からの指令だ」 ホースを持った連中が橋をわたって退避してきた。
(出典:小松左京『日本沈没 b下巻』)

退避場はただ選ばれた少数の子どもたちのためにだけ存在するのである。
(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『ヴァレロンのスカイラーク』)

・いまわれわれがいる要塞は、退避基地としてそのころにできたものです。
(出典:クラーク・ダールトン,クルト・マール/松谷健二訳『宇宙英雄ローダン・シリーズ 4 謎の金星基地』)

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類語

退散(たいさん)
意味:立ち去ってちらばること。また、その場からのがれ去ること。(出典:デジタル大辞泉)

退去(たいきょ)
意味:今いる場所から立ち去ること。立ちのくこと。(出典:デジタル大辞泉)

避難(ひなん)
意味:災難を避けること。災害を避けて、安全な場所へ立ちのくこと。(出典:デジタル大辞泉)

避ける(よける)
意味:前もって被害を防ぐ。災いなどからのがれようとする。(出典:デジタル大辞泉)

退却(たいきゃく)
意味:ことのなりゆきが不利になったりなどしてしりぞくこと。あとへひくこと。後退。比喩的に、発展していた物事が衰えることや、事業から手を引くことなどにいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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