軽症
「軽症患者」などのように使う「軽症」という言葉。
「軽症」は、音読みで「けいしょう」と読みます。
「軽症」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「軽症」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
軽症の意味
「軽症」には次の意味があります。
・症状が軽いこと。(出典:デジタル大辞泉)
病気の症状の軽いものを言います。
怪我の程度が軽いものは「軽傷」です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この病院では軽症患者は医局まで診察を受けに行くのが慣わしであった。
(出典:蘭郁二郎『蝱の囁き』)
・重症の者も軽症の者も、とにかく今日という新しい一日を迎えたのだ。
(出典:森村誠一『野性の証明』)
・重傷者はなく、軽症の者たちは敏夫が病院に連れ戻って処置をしている。
(出典:小野不由美『屍鬼(下)』)
・一見、これらの軽症患者の選手たちはどこも変ったところはないようにみえた。
(出典:遠藤周作『月光のドミナ』)
・軽症でよかったと喜んでいる様子にはとても見えなかった。
(出典:若月京子『トラブル・トラブル』)
類語
・軽傷(けいしょう)
意味:軽いけが。(出典:デジタル大辞泉)
・無傷(むきず)
意味:きずがないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・擦り傷(かすりきず)
意味:物が皮膚をかすってできる軽い傷。擦過傷。(出典:デジタル大辞泉)
・浅手(あさで)
意味:軽い傷。うすで。(出典:デジタル大辞泉)
・薄手(うすで)
意味:戦いなどで受けた、軽い傷。浅手。(出典:)