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路頭に迷うとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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路頭に迷う

「職を無くして路頭に迷う」などのように使う「路頭に迷う」という言葉。

「路頭に迷う」は、「ろとうにまよう」と読みます。

「路頭に迷う」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「路頭に迷う」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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路頭に迷うの意味

「路頭に迷う」には次の意味があります。

生活の道をなくし、住む家もなく、ひどく困る。(出典:デジタル大辞泉)

普通に生活していく手段や住居を無くしてしまい。途方に暮れてしまう様子を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・訪問販売員を含めて全国二万人のステラの人間が路頭に迷うことになる。
(出典:宇神幸男『消えたオーケストラ』)

・結果的にこの会社は倒産し、二〇〇〇人の社員が路頭に迷うことになった。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)

・妻子を路頭に迷わせても小説を書きつづけた作家がいたことは知っていた。
(出典:吉村昭『一家の主』)

・昭和四十年の初め、当時の泉屋で働いていた者達はみんな路頭に迷っていた。
(出典:柄刀一『400年の遺言 死の庭園の死』)

・自分の判断ミスで、彼らを路頭に迷わせる結果をまねいてしまったのだ。
(出典:高杉良『勇気凜々』)

・免職になれば融通のかぬ主人の事だからきっと路頭に迷うってる。
(出典:夏目漱石『吾輩は猫である』)

・彼女がいなければいまごろは債鬼に追いまわされて路頭に迷っている。
(出典:森村誠一『生前情交痕跡あり』)

・我儘娘の我儘を通させるためにあの人を路頭に迷わせることはできません!
(出典:ベルナノス『田舎司祭の日記)

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