超新星
「超新星が発生する」などのように使う「超新星」という言葉。
「超新星」は、音読みで「ちょうしんせい」と読みます。
「超新星」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「超新星」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
超新星の意味
「超新星」には次の意味があります。
・恒星が急激に増光して新星の100万倍もの明るさになり、以後ゆっくり暗くなっていく現象。スーパーノバ。(出典:デジタル大辞泉)
質量の大きな星が恒星進化の最終段階で大爆発を起こしたものと考えられているようです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・超新星の機構については、充分には知られないままだった。
(出典:E・E・スミス『レンズマン・シリーズ(全7巻) 4 レンズの子ら』)
・「超新星の爆発かな」 寝太郎も彼としては珍しく興奮している。
(出典:岩本隆雄『星虫』)
・その星が超新星となって爆発してしまった訳ではない。
(出典:J・ブリッシュ『スター・トレックTV版(全12巻) 3 地球上陸命令』)
・生命の器を構成するには、超新星のなかで鍛えられた元素が不可欠だ。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 1 星界の断章 I』)
・超新星のうちのどれくらいの数が、じっさいに工場事故なのだろう?
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 4 3001年終局への旅』)
・さながら超新星の爆発のようで、しかもみるみる大きくなりつつある。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ティーターン』)
・前者はその爆発は新星、あるいは超新星と呼ばれ、歴史的な文献にもしばしば登場してくる。
(出典:光瀬龍『たそがれに還る』)
・もしもそれが太陽の表面で発生したりすれば、その太陽が超新星化する引金にもなりかねないのです。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 10 星間運輸船強奪さる』)