起業
「脱サラして起業する」などのように使う「起業」という言葉。
「起業」は、音読みで「きぎょう」と読みます。
「起業」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「起業」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
起業の意味
「起業」には次の意味があります。
・新しく事業を始めること。(出典:デジタル大辞泉)
「起業」をわかりやすく言うと「自分で新たに事業を始めること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・家にいくたびに、津田の部屋には起業のための本が積み上げられていった。
(出典:長嶋有『パラレル』)
・向こうに戻れたら、もう一度働きたい、いずれ起業もしてみたい、とね。
(出典:九里史生『SAO-Web-外伝5 圏内事件』)
・起業するのが夢だって言っていたけど、口だけみたい。
(出典:村田沙耶香『コンビニ人間』)
・ただあの十年後の世界で見たように、信長は起業をしてなかなかにうまくいっているらしかった。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 16』)
・おれたちこう見えてもものすごくちっちゃなITビジネスを起業したばかりなんだ。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)
・ぼくが転職するとしたら、独立起業かヘッドハンティングされるとき以外ありえないと思っていたからだ。
(出典:曽根圭介『鼻』)
・たしかに塾の経営は成功しているが、べつにベンチャービジネスを志すようにして起業したわけではない。
(出典:稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』)
・かつては信長が起業の地であったここが、きょうは織田家の跡始末を議する会議地と目されている。
(出典:吉川英治『新書太閤記』)