購読
「雑誌を購読する」などのように使う「購読」という言葉。
「購読」は、音読みで「こうどく」と読みます。
「購読」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「購読」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
購読の意味
「購読」には次の意味があります。
・書籍・新聞・雑誌などを買って読むこと。(出典:デジタル大辞泉)
メールマガジンなどの電子刊行物を読むことに対しても使います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そのときに実家で購読していた新聞の記事を切り抜いて持ってきたのだ。
(出典:高橋克彦『パンドラ・ケース よみがえる殺人』)
・購読している情報紙誌は六百五十に及ぶ。
(出典:高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(上)』)
・彼女を通して会社の購読雑誌や図書室の図書を購入しようかと考えていた。
(出典:森村誠一『日蝕の断層』)
・「高くてもいいから、つづけて購読したい」 との反響があった。
(出典:星新一『明治・父・アメリカ』)
・新聞を購読する金は彼にもないが、相棒のニコヨンにもない。
(出典:坂口安吾『人生案内』)
・購読数で新聞の優劣を付けることは危険である。
(出典:ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』)
・あの人がずっと定期購読して、いつも隅々まで読んでいた雑誌だったから。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 5 〜栞子さんと繋がりの時〜』)
・新聞も今日限りで一時購読中止。
(出典:種田山頭火『其中日記』)