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質感とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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質感

「素材の質感をうまく表現する」などのように使う「質感」という言葉。

「質感」は、音読みで「しつかん」と読みます。

「質感」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「質感」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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質感の意味

「質感」には次の意味があります。

材質がもつ、視覚的・触覚的な感じ。表面の肌合い。(出典:デジタル大辞泉)

「質感」という言葉をわかりやすく言うと、「物質の見た目や肌触り」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そこに確かに開いていた路地の入口が突如として質感を伴い始めたのだ。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第5巻 「異郷の煌姫」』)

・それは移動しているときのそれと、質感も感触もまったく違うものだった。
(出典:角田光代『これからはあるくのだ』)

・夜になって雨はもうすっかり質感豊かな雪に変わっていた。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!7』)

・開いた指の間には、皮膚とはあきらかに違う質感と色合いの粘膜があった。
(出典:大崎善生『アジアンタムブルー』)

・ぼろぼろの紙のような質感の表面には、呼吸孔のような無数の穴があいていた。
(出典:貴志祐介『クリムゾンの迷宮』)

類語

風合い(ふうあい)
意味:生地などの手ざわりや外観から受ける感じ。(出典:デジタル大辞泉)

触感(しょっかん)
意味:物に触れたとき手や肌で受ける感じ。(出典:デジタル大辞泉)

感触(かんしょく)
意味:手や肌に触れた感じ。手ざわり。肌ざわり。(出典:デジタル大辞泉)

知覚(ちかく)
意味:感覚器官を通して外界の事物や身体内部の状態を知る働き。(出典:デジタル大辞泉)

体感(たいかん)
意味:からだで感じること。また、からだが受ける感じ。(出典:デジタル大辞泉)

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