誘致
「企業誘致」などのように使う「誘致」という言葉。
「誘致」は、音読みで「ゆうち」と読みます。
「誘致」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「誘致」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
誘致の意味
「誘致」には次の意味があります。
・招き寄せること。(出典:デジタル大辞泉)
「誘致」は、積極的に働きかけてある地域に企業や工場、大学等を呼び込む際に使われます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・各地元の誘致派の人々もそう思ったに違いないが、口には出さなかった。
(出典:平田剛士『漁民解体』)
・公民館の横には国体でも誘致できるような総合運動場を造りたいという。
(出典:松本清張『迷走地図(上)』)
・それで私は金を出してやって自分の持ってるビルヘ誘致したんです。
(出典:開高健『最後の晩餐』)
・しかしさまざまな国に向けての観光誘致などは行われていない。
(出典:谷川一巳『世界の「空港」物語』)
・これからは外国から誘致した企業などが就職目標に加わるわけである。
(出典:星新一『きまぐれ暦』)
類語
・招致(しょうち)
意味:招き寄せること。(出典:デジタル大辞泉)
・招聘(しょうへい)
意味:礼を尽くして人を招くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・招請(しょうせい)
意味:頼んで来てもらうこと。招き迎えること。(出典:デジタル大辞泉)
・招集(しょうしゅう)
意味:人を招き集めること。(出典:デジタル大辞泉)
・誘い(さそい)
意味:さそうこと。勧誘。(出典:デジタル大辞泉)