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認否とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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認否

「罪状認否」などのように使う「認否」という言葉。

「認否」は、音読みで「にんぴ」と読みます。

「認否」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「認否」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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認否の意味

「認否」には次の意味があります。

認めることと認めないこと。認めるかどうかということ。(出典:デジタル大辞泉)

「罪状認否」であれば、罪状を認めるか認めないかを問うことを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・このことの是非、またそれに対する自分の心の認否はまだたしかめるにいとまがない。
(出典:山田風太郎『秘戯書争奪』)

・単に罪状を認否するかどうかの、機械的なイエスかノーの発言を判事の前でするだけだ。
(出典:胡桃沢耕史『翔んでる警視正 平成篇5 涙のポンポコリン)

・それとも、近頃はやりの、認否を留保する、ということなのかしら?
(出典:佐竹一彦『警視庁公安部』)

・被告側代理人は、先ほどの認否において、我々の主張をことごとく否認しておられますが、いま指摘した事柄は、否認するという結論を得るために必ず検討しなければならないポイントです。
(出典:池井戸潤『下町ロケット』)

・辞任の前には、さんざっぱらロクでもない〝事実〟が暴かれていたりもするのだが、当人はその事実認否に関しては、ウンでもスンでもない。
(出典:橋本治『二十世紀(下)』)

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類語

否応(いやおう)
意味:否定することと承知すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

有無(うむ)
意味:承諾することと断ること。(出典:デジタル大辞泉)

拒否(きょひ)
意味:願いや要求を承知しないでことわること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

容認(ようにん)
意味:ゆるして認めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

是認(ぜにん)
意味: よいとして認めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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