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該博とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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該博

「該博な知識に驚かされる」などのように使う「該博」という言葉。

「該博」は、音読みで「がいはく」と読みます。

「該博」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「該博」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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該博の意味

「該博」には次の意味があります。

万事にかねて広く通ずること。広く物事に通じていること。学識などの広いこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

分かりやすくいえば、非常に物知りなことを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なんでもかんでも、該博な知識を出し惜しみせずに教えてくれるのだ。
(出典:ヴェルヌ/鈴木力衛訳『月世界旅行』)

・それはスライドを使って二時間にわたる、該博なる研究の開陳だった。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 横溝正史 「死神の矢」』)

・しかし、小説の形を以て書かれた料理書として見る時、その内容の豊富さ、知識の該博さに、驚嘆するのである。
(出典:獅子文六『食味歳時記』)

・日本における学問分科としての文化人類学を確立し、その該博な知識から独自の日本文化論を展開した。
(出典:石田英一郎『日本文化論』)

・その文献の中で最も該博を極めたのは、流石に獨逸のマンゴールドの書いたものだ。
(出典:神田左京『光る生物』)

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類語

博学(はくがく)
意味:ひろく学ぶこと。ひろく種々の学問に通じていること。また、そのさまやその人。博識。(出典:精選版 日本国語大辞典)

生き字引(いきじびき)
意味:博識の人。特に、会社・役所などで過去の出来事や規則などに通じている人。(出典:デジタル大辞泉)

博識(はくしき)
意味:ひろく知識があること。また、そのさま。博学多識。(出典:デジタル大辞泉)

博覧強記(はくらんきょうき)
意味:広く書物を読み、いろいろな事をよく記憶していること。(出典:デジタル大辞泉)

造詣(ぞうけい)
意味:学問・芸術・技術などについての深い理解やすぐれた技量。また、それをきわめていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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