解読
「暗号を解読する」などのように使う「解読」という言葉。
「解読」は、音読みで「かいどく」と読みます。
「解読」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「解読」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
解読の意味
「解読」には次の意味があります。
・難解な古文書や暗号、普通の人には読めない文字などを、読み解くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「解読」を、わかりやすく言えば「難解で読めないような文章を、読んで意味がわかるようにすること」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あのメッセージの解読には彼の助けを借りなければなりませんでした。
(出典:R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 3 ゼロスの戦争ゲーム』)
・つまりメッセージを解読したところでさ、僕らには関係ないことだがね。
(出典:森博嗣『G 2 θは遊んでくれたよ』)
・でも、あたし自身にあのノートの解読ができないはずがあるでしょうか。
(出典:倉橋由美子『聖少女』)
・正しい儀式には正しい場所が必要であることが、 解読によって判明した。
(出典:暁works『るいは智を呼ぶ5 茅場茜子』)
・専門家がここに来たのは、メッセージが解読できたからにちがいない。
(出典:ダン・ブラウン『ダヴィンチ・コード(上)』)
類語
・分析(ぶんせき)
意味:もつれている事柄や複雑な事柄を、一つ一つの要素や性質に分けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・解析(かいせき)
意味:物事を細かくとき分けて、組織的、論理的に調べること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・予測(よそく)
意味:前もって推し量ること。あらかじめ推測すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・推測(すいそく)
意味:ある事柄をもとにして推量すること。(出典:デジタル大辞泉)
・推理(すいり)
意味:ある事実をもとにして、まだ知られていない事柄をおしはかること。(出典:デジタル大辞泉)