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角が立つとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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角が立つ

「角が立つ発言をする」などのように使う「角が立つ」という言葉。

「角が立つ」は、訓読みで「かどがたつ」と読みます。

「角が立つ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「角が立つ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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角が立つの意味

「角が立つ」には次の意味があります。

理屈っぽい言動によって他人との間が穏やかでなくなる。(出典:デジタル大辞泉)

他の人を怒らせたり不快にさせたりするような言い方や態度を意味します。
「角立つ(かどだつ)」とも言います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・前にもいう通り、身分違いの上に相手が師匠ですから、大塚は決して角立ったことは云いません。
(出典:岡本綺堂『三浦老人昔話』)

・私を連れて行かれたのは、角立たないようにとのお心遣いだったかも知れません。
(出典:小金井喜美子『鴎外の思い出』)

・小林氏は病院の食物不足の話をし、杉沢が薯や米をみな自家に運んだり、外の人に分けてやったりしたことを言い、角立たぬようにそれ等を返してもらってくれと言う。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(二)』)

・絶えずキョトキョトして、そわそわして安んじないばかりか、心に爛たところが有るから何でもないことで妻に角立った言葉を使うことがある。
(出典:国木田独歩『酒中日記』)

・西園寺も、「別に角立たる御話は申上げず」皇太子と内親王の教育について意見を述べた。
(出典:勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』)

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類語

ぎすぎす
意味:親しみにくいさま。無愛想で、冷たい感じがするさま。(出典:デジタル大辞泉)

不和(ふわ)
意味:気持などがしっくり合わないこと。仲の悪いこと。なかたがい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

無愛想(ぶあいそう)
意味:愛想のないこと。そっけなくつっけんどんなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

つっけんどん
意味:無遠慮でとげとげしいさま。冷淡なさま。(出典:デジタル大辞泉)

軋轢(あつれき)
意味:葛藤の生じること。仲が悪くなること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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