観劇
「オペラを観劇する」などのように使う「観劇」という言葉。
「観劇」は、音読みで「かんげき」と読みます。
「観劇」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「観劇」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
観劇の意味
「観劇」には次の意味があります。
・演劇を見ること。(出典:デジタル大辞泉)
「観劇に行く」で、「演劇を見に行く」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・上演当日は、招待された朋子さんの母と妹が観劇に訪れたそうである。
(出典:原山建郎『小泉首相が注目した「米百俵」の精神』)
・私に、バレー観劇などという贅沢が許されるわけはなかった。
(出典:皆川博子『水底の祭り』)
・私が舞踏会か観劇に行く前は、私はいつもこれを取り出して、自分のことを綺麗だと思った。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)
・夕海に観劇の趣味があるとは知らなかったので、深雪はちょっと驚いた。
(出典:綾辻行人『鳴風荘事件 ―殺人方程式II―』)
・昔は劇場のなかに茶屋があって、飲食と観劇は分離されていなかった。
(出典:種村季弘『食物漫遊記』)
類語
・見る(みる)
意味:見物・見学する。(出典:デジタル大辞泉)
・観覧(かんらん)
意味:景色や芝居、絵などを見ること。見物すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・見物(けんぶつ)
意味:催し物や名所旧跡などを見て楽しむこと。(出典:デジタル大辞泉)
・鑑賞(かんしょう)
意味:芸術作品などのよさを見きわめ、味わうこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・観戦(かんせん)
意味:運動競技や試合などを見物すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)