補佐
「大統領補佐官」などのように使う「補佐」という言葉。
「補佐」は、音読みで「ほさ」と読みます。
「補佐」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「補佐」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
補佐の意味
「補佐」には次の意味があります。
・人をたすけて、その務めを果たさせること。また、その役にある人。(出典:デジタル大辞泉)
「補」と「佐」はどちらも「たすける」を意味する漢字です。
「大統領補佐官」で「大統領を助けることを職務とする人」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・隣に立って、お姉さまの補佐をしていた。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 28 フレーム オブ マインド』)
・彼は大統領を補佐するだけではなく、その成績を採点する任をも帯びている。
(出典:田中芳樹『創竜伝 第4巻』)
・四人の補佐が執務室に入って来たとき、彼はそのまま書類を読んでいた。
(出典:フーリック/大室幹雄訳『中国湖水殺人事件』)
・王になればよし、なれなければ補佐役の将軍でよし、という気持だった。
(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 1 大和の巻』)
・場合によっては補佐的なコーチがつくのが基本だった。
(出典:山際淳司『男たちのゲームセット』)
・彼は演出補佐などというものを必要としない男だった。
(出典:東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』)
・司教補佐の陰うつで尊大な顔がぼんやりと記憶の中を通りすぎた。
(出典:ユゴー/辻昶,松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(上)』)
・生徒会長補佐官からの諸注意があります。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!短編集8 悩んでられない八方塞がり?』)