衝動買い
「ついつい衝動買いしてしまう」などのように使う「衝動買い」という言葉。
「衝動買い」は、「衝動」が音読み、「買い」が訓読みで「しょうどうがい」と読みます。
「衝動買い」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「衝動買い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
衝動買いの意味
「衝動買い」には次の意味があります。
・買う予定はないのに、商品を見ているうちにほしくなって買ってしまうこと。（出典：デジタル大辞泉）
別名で「インパルスバイヤー」と言い、来店前まではその商品購入の意思決定をしていないにもかかわらず、思いつきなどで衝動的に購入してしまう買い物行動を指します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・例えばCDや本にしても、心の狭い僕は殆ど衝動買いというものをしません。
（出典：嶽本野ばら『それいぬ 正しい乙女になるために』）
・でも、そんなときは酒ばっかりで、あまり衝動買いなんてしないものだ。
（出典：半村良『幻視街』）
・そして、予定していなかったスタント・カイトをひとつ、衝動買いした。
（出典：片岡義男『夏と少年の短篇』）
・女性が使いもしない夏物のハンドバッグを衝動買いしてしまうのと同じことだ。
（出典：山口瞳『還暦老人ボケ日記』）
・衝動買いはやめた方がいいでしよう〟と書かれていた。
（出典：上遠野浩平『あなたは虚人と星に舞う』）
類語
・一目惚れ（ひとめぼれ）
意味：一度見ただけで好きになること。（出典：デジタル大辞泉）
・軽はずみ（かるはずみ）
意味：く考えないで行動したり、ものを言ったりすること。また、そのさま。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・ノープラン（no＋plan）
意味：計画がないこと。予定が何も決まっていないこと。また、思いつくまま、見切り発車であること。（出典：デジタル大辞泉）
・軽佻浮薄（けいちょうふはく）
意味：気分が浮ついていて、行動が軽々しいこと。（出典：デジタル大辞泉）
・軽率（けいそつ）
意味：十分に考えないで、決めたり行動したりするさま。かるはずみなさま。（出典：精選版 日本国語大辞典）
