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衒いとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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衒い

「衒いというものが感じられない」などのように使う「衒い」という言葉。

「衒い」は、訓読みで「てらい」と読みます。

「衒い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「衒い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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衒いの意味

「衒い」には次の意味があります。

てらうこと。てらう気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

「衒(てら)う」には、自分の才能や知識・行為などを誇り、言動にひけらかすという意味があります。つまり、「衒い」とは自分の才能を言葉や言動によってちらつかせるという意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これほど何の衒いも婉曲もなく、己の嫉妬心を口にした女は初めてだった。
(出典:冲方丁『光圀伝』)

・面子にこだわる男と違って、策をめぐらすのにも衒いというものがない。
(出典:福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(全10巻) 機動戦士ガンダムUC 3 赤い彗星』)

・子供のように声を挙げ、今度は衒いもない泣き言を繰り返している。
(出典:佐藤賢一『王妃の離婚』)

・魚どもは誰に見せようという衒いも無く自由に嬉々として舞い遊ぶ。
(出典:野原一夫『太宰治 生涯と文学』)

・それも本気で、少しの衒いもないのだから、いっそうばかばかしい。
(出典:豊島与志雄『小さき花にも』)

類語

ペダンチック
意味:学問や知識をひけらかすさま。(出典:デジタル大辞泉)

衒学的(げんがくてき)
意味:学問・知識をひけらかすさま。(出典:デジタル大辞泉)

衒気(げんき)
意味:自分の才能・学識などを見せびらかし、自慢したがる気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

ひけらかす
意味:得意そうに見せる。(出典:デジタル大辞泉)

これ見よがし(これみよがし)
意味:得意になって人に見せびらかしたり当てつけがましくしたりするさま。(出典:デジタル大辞泉)

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