行動
「すぐに行動する」などのように使う「行動」という言葉。
「行動」は、音読みで「こうどう」と読みます。
「行動」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「行動」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
行動の意味
「行動」には次の意味があります。
・人、動物が目的をもって、意志的に体を動かしたり、他にはたらきかけたりすること。ふるまい。行為。（出典：精選版 日本国語大辞典）
上記の意味の如く、目的をもって人や動物が実際に何かをすることを、表す言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかし、彼女の行動を見ると、不思議に思われる事がいくつも出て来る。
（出典：夢野久作『東京人の堕落時代』）
・その起源は人間の意志と行動にあって、自然力の活動にあるのではない。
（出典：ワルラス・マリー・エスプリ・レオン『純粋経済学要論』）
・意識してやったような気もするし、無意識の行動だったような気もする。
（出典：梅崎春生『蜆』）
・理由は行動が始まりかけているということの他に、なにもないのである。
（出典：ストレイチー・リットン『エリザベスとエセックス』）
・一行四人のその後の行動は、ドノバンの日記によって知ることにしよう。
（出典：佐藤紅緑『少年連盟』）
類語
・行い（おこない）
意味： 物事をすること。振る舞い。行為。行動。（出典：デジタル大辞泉）
・活動（かつどう）
意味：はたらき動くこと。活発に行動すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・動き（うごき）
意味：動くこと。また、動くようす。（出典：デジタル大辞泉）
・躍動（やくどう）
意味：いきいきと活動すること。（出典：デジタル大辞泉）
・実行（じっこう）
意味：実際に行うこと。（出典：デジタル大辞泉）
