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血眼とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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血眼

「血眼になって探す」などのように使う「血眼」という言葉。

「血眼」は、訓読みで「ちまなこ」と読みます。

「血眼」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「血眼」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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血眼の意味

「血眼」には次の意味があります。

他のすべてを忘れて一つの事に熱中すること。(出典:デジタル大辞泉)

「血眼」は「逆上して真っ赤になった目」という意味もありますが、転じて上記のように「一つの事に熱中すること」という意味で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・警部補が、血眼になって自分を探しているような気持がしてならなかった。
(出典:松本清張『球形の荒野 新装版(上)』)

・探偵たちが血眼で探している馬方は、ついにあらわれなかったのである。
(出典:クロフツ/田村隆一訳『樽』)

・小学六年の夏休みとなれば、中学進学で子供たちは親以上に血眼である。
(出典:加東康一『岳史よ、生命あるかぎり』)

・ぬしがだれであれ、血眼になるほどの価値はないと思われた。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 2 ささやかな戦い』)

・それからというものは、お互いに血眼になって「尊きもの」を探してる。
(出典:倉田百三『愛と認識との出発』)

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類語

形振構わず(なりふりかまわず)
意味:体裁などにこだわらない。(出典:精選版 日本国語大辞典)

必死(ひっし)
意味:死を覚悟して全力を尽くすこと。また、そのさま。死にもの狂い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

躍起(やっき)
意味:気持のせくこと。はやること。いらだつこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

目の色を変える(めのいろをかえる)
意味:目つきをかえる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

赤目(あかめ)
意味:疲れや病気などのため、結膜が充血して赤くなった目。ただれ目。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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