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蒸気とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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蒸気

「蒸気機関車」などのように使う「蒸気」という言葉。

「蒸気」は、音読みで「じょうき」と読みます。

「蒸気」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「蒸気」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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蒸気の意味

「蒸気」には次の意味があります。

通常は固体または液体として存在する物質の一部が、気化したものをいう。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

中でも、水が気化した水蒸気のことを指すことが多く、蒸気ポンプや蒸気機関車の「蒸気」も水蒸気を指して用いられます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・雪の夜だが、彼の股間からは白い蒸気が立ってうしろへ尾をひいている。
(出典:山田風太郎『忍法流水抄』)

・汽車はどれも今にもすぐ出発するかのように白い蒸気を吹き上げていた。
(出典:胡桃沢耕史『黒パン俘虜記』)

・その底には蒸気をたてているガラス化した大きな岩の一片があった。
(出典:ハーラン・エリスン『ステンレス・スチール・ラット シリーズ(全5巻) 2 ステンレス・スチール・ラットの復讐』)

・華氏二百度の蒸気が噴き上げて、湯の湧出量は一日千五百トンにもなる。
(出典:佐木隆三『復讐するは我にあり』)

・みんな水や蒸気や電気の力で、昇ったり降りたりしているからである。
(出典:ハーン/平井呈一訳『心』)

類語

湯気(ゆげ)
意味:温かいものから立ち上る水蒸気が空気中で冷えて白く見えるもの。(出典:デジタル大辞泉)

湯煙(ゆけむり)
意味:温泉・風呂などから煙のように立ち上る湯気。(出典:デジタル大辞泉)

スチーム
意味:蒸気。水蒸気。現在では主に他の外来語と複合して用いられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

気体(きたい)
意味:物質が示す状態の一。一定の形・体積をもたず、流動性に富むもの。(出典:デジタル大辞泉)

蒸発(じょうはつ)
意味:液体がその表面から気化する現象。(出典:デジタル大辞泉)

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