落札
「オークションで落札した」などのように使う「落札」という言葉。
「落札」は、音読みで「らくさつ」と読みます。
「落札」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「落札」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
落札の意味
「落札」には次の意味があります。
・競争入札で、物や権利が自分の手に入ること。（出典：デジタル大辞泉）
「落札」という言葉をわかりやすく言うと、「競り落とす」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・残念ながら意中の品は落札できませんでしたが、とても楽しめましたよ。
（出典：清野静『時載りリンネ!2 時のゆりかご』）
・いきおい、借金しても落札しなければならぬ運命におかれていたのだ。
（出典：犬田卯『荒蕪地』）
・たとえ落札価格が十万を超えようと、僕は必ず手に入れようとしただろう。
（出典：橋本紡『半分の月がのぼる空8』）
・マンチーニに落札しなかった場合は至急連絡しろと言ってきている。
（出典：イネス／池央耿訳『孤独なスキーヤー』）
・あともう少し高い金額で入札していれば、俺たちが落札できたのだ。
（出典：三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 3 〜栞子さんと消えない絆〜』）
類語
・競落（きょうらく）
意味：競売で、動産または不動産をせり落としてその所有権を取得すること。（出典：デジタル大辞泉）
・競売（きょうばい）
意味：複数の買い手に値をつけさせて、最高価格を申し出た者に売る方法。法律では、「けいばい」とよびならわされている。せり売り。（出典：デジタル大辞泉）
・オークション
意味：競売。競り売り。（出典：デジタル大辞泉）
・応札（おうさつ）
意味：競争入札に加わること。（出典：）
・公売（こうばい）
意味：法律の規定に基づき、公の機関によって強制的に行われる売買。国税徴収法上の滞納処分における財産換価処分や民事執行法による競売など。（出典：デジタル大辞泉）
