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落とし所とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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落とし所

「会議の落とし所」などのように使う「落とし所」という言葉。

「落とし所」は、訓読みで「おとしどころ」と読みます。

「落とし所」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「落とし所」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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落とし所の意味

「落とし所」には次の意味があります。

もめ事や話し合いの妥協点。双方が納得する決着点。(出典:デジタル大辞泉)

 お互い譲り合えない相談について、苦労して見いだした納得できる解決のことです。最低限譲れないものだけを守り、譲れる部分を可能な限り譲り合って時間をかけて解決させることです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・通常の戦争は、最初から落としどころを想定して行うというしな。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 13 憑物語』)

・しかし、案外こんなところがとりあえずの落としどころかもしれない。
(出典:高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(下)』)

・とりあえずの落としどころとしてはまあまあだ。
(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 2巻 答えはYES』)

・相手の信頼を確かめ、物事にうまい落としどころをもたらすものだ。
(出典:支倉凍砂『狼香辛料II (電撃文庫)』)

・沈黙を降参と受け取ったのか、村瀬はここが落としどころとばかりに、おれの胸元に人差し指を突き立てた。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)

類語

妥協だきょう
意味:相反する利害関係にある二者が互いの意を理解し、自分の主張する条件などを相手のそれに近づけ、双方が納得する一致点を見つけておだやかにことをまとめること。 (出典:精選版 日本国語大辞典)

折り合いおりあい
意味:譲り合って解決すること。(出典:デジタル大辞泉)

合意ごうい
意味:互いの意思が一致すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

決着けっちゃく
意味:きまりがつくこと。物事がきまること。また、物事をきめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

解決かいけつ
意味:問題のある事柄や、ごたごたした事件などを、うまく処理すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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