臭い物に蓋をする
「臭い物に蓋をするやり方」などのように使う「臭い物に蓋をする」という言葉。
「臭い物に蓋をする」は、「くさいものにふたをする」と読みます。
「臭い物に蓋をする」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「臭い物に蓋をする」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
臭い物に蓋をするの意味
「臭い物に蓋をする」には次の意味があります。
・悪事や醜聞などを、他に漏れないように一時しのぎに隠そうとするたとえ。(出典:デジタル大辞泉)
由来は、臭いもの(悪事)を捨てるのではなく、蓋をして隠そうとするさまです。
「江戸いろはかるた」という江戸時代のかるたにも載っていることわざです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・全く、政府の臭い物に蓋をするやり方にはがっかりだ。
・彼は仕事で犯したミスを、臭い物に蓋をしたため取り返しのつかないことになった。
・ばれる前に臭い物に蓋をしておけ!
・臭い物に蓋をする癖がついてしまった。
・そんな臭い物に蓋をするやり方はよくないよ。