スポンサーリンク

臨機応変とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

臨機応変

仕事等で「臨機応変な対応を」という指示を受けること、ありませんか?

「りんきおうへん」と読み、元々が漢文なので書き下し文として『機に臨(のぞ)んで変に応ず』とも読み、中国の南朝時代の話に由来する言葉と言われています。

似た言葉として「当意即妙(とういそくみょう)」や「融通無碍(ゆうずうむげ)」があり、反対の言葉としては「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」という言葉が挙げられます。

「臨機応変」とはどのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「臨機応変」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながらわかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

臨機応変の意味

臨機応変には次の意味があります。

その時々の場面や状況の変化に応じて、適切な処置を施すこと。 (出典:大辞林)

「臨機応変」をわかりやすく言うと「その場その場の状況に合わせた柔軟な対応」というような意味になります。

例えば、「緊急事態の際は臨機応変な行動が求められる」の場合は「緊急事態の際はその場その場の状況に合わせた柔軟な対応が求められる」といった意味になります。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

・月曜日に早めにファーナムへ出かけて、チャーリントンの原で隠れているんだ。 どんなことになるか自分で観察して、あとは臨機応変にやってみるんだね。(出典:ドイル『美しき自転車乗り』)

・そのため、新しい歌ばかり取り入れるわけにもいかず、年寄り向けも必要である。その辺りの臨機応変は、主導権を取るシゲルの責任だった。(出典: 難波利三『てんのじ村』)

臨機応変といえば聞えはいいが、用兵計画が三転四転したのである。(出典:五味川純平『ガダルカナル』)

・同じ傘の中の女は土地の者だが、臨機応変の大阪弁も使う。(出典:織田作之助『雪の夜』)

・だから、今言ったことも臨機応変で変わります。(出典:海堂尊『チーム・バチスタの栄光(下)』)

タイトルとURLをコピーしました