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温厚篤実とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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温厚篤実

「温厚篤実な性格」などのように使う「温厚篤実」という言葉。

「温厚篤実」は、音読みで「おんこうとくじつ」と読みます。

「温厚篤実」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「温厚篤実」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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温厚篤実の意味

「温厚篤実」には次の意味があります。

性質がおだやかでまじめなさま。人当たりがやわらかく誠実なさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
人あたりがやわらかく、穏やかという意味を持つ「温厚」と、人情にあつく実直という意味の「篤実」が合わさった四字熟語です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

温厚篤実などといったのではまだ言葉が足りない。
(出典:野口武彦『忠臣蔵 ― 赤穂事件・史実の肉声』)

・人格円満、温厚篤実を売り物にしている人物など、三人のうちにいなかった。
(出典:田中芳樹『七都市物語-(「扉」最適化)』)

温厚篤実、心の底からの学者肌の人であつた。
(出典:菊池寛『二千六百年史抄』)

・蕪村は極めて温厚篤実の人であった。
(出典:萩原朔太郎『郷愁の詩人 与謝蕪村』)

温厚篤実極まりない俺が珍しく声を荒らげたものだから、千反田は面食らったように目を丸くしていた。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

類語

温和(おんわ)
意味:性質などが、落ち着いていて、優しく穏やかなこと。(出典:デジタル大辞泉)

温良(おんりょう)
意味:人柄が穏やかで、素直なこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

柔和(にゅうわ)
意味:性質や態度などがやさしくて、おとなしいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

温順(おんじゅん)
意味:おだやかで、すなおなこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

篤厚(とっこう)
意味:人情にあつく誠実なこと。(出典:デジタル大辞泉)

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