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臀部とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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臀部

「臀部の痛み」などのように使う「臀部」という言葉。

「臀部」は、音読みで「でんぶ」と読みます。

「臀部」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「臀部」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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臀部の意味

「臀部」には次の意味があります。

しりの部分。しり。(出典:デジタル大辞泉)

骨盤の背面部にあるふくらみを作る部分です。
臀筋と皮下脂肪層によるものであり、医学では「殿部」と表記します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・襲ってきた武者の槍先が損じて、馬の臀部をついたのが、原因であった。
(出典:咲村観『上杉謙信地の巻』)

・そうした体を見なれていただけに、進駐軍の兵たちの臀部が眼についたのだ。
(出典:吉村昭『東京の戦争』)

・皮膚は以前のように艶がなくなったし、巨大な臀部はしぼんだように見えた。
(出典:オーウェル/佐山栄太郎訳『動物農場』)

・検死すると、臀部を中心に広い範囲に強度の皮下出血と腫脹がみられた。
(出典:上野正彦『死体は語る』)

・手近いのに杖をさしてみると、それが意外にも人間の臀部であることを知りました。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

類語

尻(しり)
意味:人や動物の胴体の後部で、肛門の付近の肉づきの豊かなところ。けつ。(出典:デジタル大辞泉)

けつ
意味:尻。(出典:デジタル大辞泉)

おいど
意味:尻をいう女性語。御居処。(出典:デジタル大辞泉)

ヒップ
意味:尻(しり)。また、尻の最も太い部分の寸法。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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