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肉体とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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肉体

「肉体美」などのように使う「肉体」という言葉。

「肉体」は、音読みで「にくたい」と読みます。

「肉体」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「肉体」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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肉体の意味

「肉体」には次の意味があります。

生身のからだ。生きている人間のからだ。肉身。(出典:デジタル大辞泉)

「肉体」をわかりやすく言うと「人間のからだ」という意味になります。
動物については「肉体」とは言わず、単に「体」といいます。
「肉体」の反対語は「精神」です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私の愛しているのは、ただその肉体だけだということを女は知っていた。
(出典:坂口安吾『私は海をだきしめていたい』)

・そのときその瞬間において、絶対に必要とされている正確な肉体の動き。
(出典:片岡義男『ラハイナまで来た理由』)

・そして、わたくしは今一たび彼女の肉体を見ようと思ったのであります。
(出典:モーパッサン・ギ・ド『墓』)

・君の肉体と精神とは、君自身の選択によって最も有効な姿勢をとるのです。
(出典:岸田国士『あるニュウ・フェイスへの手紙』)

・そして彼女はなにも知らないうちに、ほとんど暴力的に肉体を奪われた。
(出典:豊島与志雄『女心の強ければ』)

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類語

体躯(たいく)
意味:からだ。からだつき。(出典:精選版 日本国語大辞典)

肢体(したい)
意味:両手と両足。手足。また、手足とからだ。(出典:デジタル大辞泉)

肉塊(にくかい)
意味:肉のかたまり。(出典:デジタル大辞泉)

容姿(ようし)
意味:顔だちとからだつき。すがたかたち。(出典:デジタル大辞泉)

屍体(したい)
意味:死んだ人や動物のからだ。なきがら。しかばね。死骸。しにからだ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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