練習
「ゴルフの練習」などのように使う「練習」という言葉。
「練習」は、音読みで「れんしゅう」と読みます。
「練習」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「練習」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
練習の意味
「練習」には次の意味があります。
・技能・学問などが上達するように繰り返して習うこと。(出典:デジタル大辞泉)
技能や学問に限らず、「ある一定の作業を反復してその技術を身につけること」という意味でも使います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼女は自分の部屋で新しい曲を練習していた。
(出典:アンデルセン/神西清訳『即興詩人(上)』)
・新しく買ったピアノで熱心に練習するように言って下さい。
(出典:モーツァルト/服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』)
・いつも武術の練習着のような服に、袖付きの緑色の外套を羽織っていた。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録6 憎みきれない好敵手』)
・「かわりに明朝の練習はなし」と言って幹部たちは部屋へ帰っていった。
(出典:栗林元『自転車の夏』)
・また、技巧練習の過程では全部の指をこもごも使わせるようにしたまえ。
(出典:ロラン・ロマン『ベートーヴェンの生涯』)
類語
・予行(よこう)
意味:前もって行なってみること。また、そのもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・演習(えんしゅう)
意味:慣れるために繰り返し習うこと。練習。(出典:デジタル大辞泉)
・訓練(くんれん)
意味:ることを教え、継続的に練習させ、体得させること。(出典:デジタル大辞泉)
・稽古(けいこ)
意味:芸能・武術・技術などを習うこと。また、練習。(出典:デジタル大辞泉)
・錬磨(れんま)
意味:技芸・学問などを鍛えみがくこと。(出典:デジタル大辞泉)