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緩衝とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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緩衝

「緩衝材」などのように使う「緩衝」という言葉。

「緩衝」は、音読みで「かんしょう」と読みます。

「緩衝」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「緩衝」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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緩衝の意味

「緩衝」には次の意味があります。

対立する物の間にあって、それらの衝突や不和を和らげること、また、そのもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「緩衝」は、物理的な衝撃を和らげることだけでなく、人間関係などの不和などを和らげることも意味します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これはとっさに私が彼女のために緩衝器の役をつとめてやったからだった。
(出典:ハメット/村上啓夫訳『デイン家の呪い』)

・彼の身体はなんの緩衝も置かず、雨に濡れた硬い路面に叩きつけられた。
(出典:森村誠一『ホーム アウェイ』)

・激突でなくてすんだのは、皮肉にも、水の抵抗が緩衝役をはたしたからである。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説外伝 1 星を砕く者』)

・たった一杯のお茶が、二人の間の触れれば火花を発しそうな緊張を緩衝した。
(出典:森村誠一『腐蝕の構造』)

緩衝機構が前進してくる塔の動きを吸収していられる間が、十秒間はあった。
(出典:クラーク『楽園の泉』)

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類語

和らぐ(やわらぐ)
意味:程度のはなはだしかったものがおだやかな状態になる。(出典:デジタル大辞泉)

緩和(かんわ)
意味:物事の状態のきびしさや激しさの程度をやわらげたり、ゆるめたりすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

融和(ゆうわ)
意味:対立的な要素がなくなって調和すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

弛緩(しかん)
意味:?ゆるむこと。たるむこと。心のゆるむこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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