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細菌とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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細菌

「細菌検査」などのように使う「細菌」という言葉。

「細菌」は、音読みで「さいきん」と読みます。

「細菌」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「細菌」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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細菌の意味

「細菌」には次の意味があります。

原核細胞を有する単細胞の微生物。形状によって球菌、桿菌(かんきん)、螺旋(らせん)状菌に分けられる。主に分裂によって繁殖し、地球上の至る所に存在する。各種の病原体になるものも少なくないが、食品加工に用いられたり、有機物の分解などに有益なものも多い。細菌植物。バクテリア。(出典:精選版 日本国語大辞典)

わかりやすく言えば「一つの細胞からなる小さな生物」という意味です。
病気の元となるものも多いですが、納豆菌などのように食品加工に用いられるような有益なものもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それで水が溜まっていたら温度を与えて細菌を発生させるようなものだ。
(出典:村井弦斎『食道楽』)

細菌などの知られなかった時代では、見えない存在と扱うしかなかった。
(出典:星新一『きまぐれ遊歩道』)

・たぶんこの男は、細菌培養器がどういうものかさえ知りもしないだろう。
(出典:アイルズ/宮西豊逸訳『殺意』)

・顕微鏡によっていままで見えなかった細菌がはっきりみえるようになる。
(出典:湯川秀樹『創造的人間』)

・無菌室の中でもっとも細菌を保持しているのは、実は人間自身である。
(出典:瀬名秀明『パラサイト・イヴ』)

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類語

バクテリア
意味:もっとも原始的な単細胞生物の通称。細菌。分裂菌。(出典:精選版 日本国語大辞典)

単細胞生物たんさいぼうせいぶつ
意味:全生活史を通じて,単細胞で生活している生物の総称。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

球菌きゅうきん
意味:球形あるいは類卵形の細菌。(出典:百科事典マイペディア)

桿菌かんきん
意味:棒状または円筒形の細菌の総称。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

多細胞生物たさいぼうせいぶつ
意味:多くの分化した細胞が集まって一個体をなす生物の総称。ふつうにみられるほとんどの動植物はこれに属し、特に動物では後生動物ともいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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