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累積とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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累積

「疲労が累積する」などのように使う「累積」という言葉。

「累積」は、音読みで「るいせき」と読みます。

「累積」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「累積」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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累積の意味

「累積」には次の意味があります。

一種類または数種類の物が重なっていること。つもること。つみかさなること。抽象的なことについてもいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

積み重なって積もっている状態を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・とにかく、こういう瞬間の累積のなかを、多くの日本人が生きてきたのだ。
(出典:星新一『きまぐれフレンドシップ PART2』)

・財政赤字の累積がいかに巨大であるかは、すでに誰の目にも明らかだった。
(出典:片岡義男『日本語の外へ(上)』)

・そのぶん累積されてきた涙が、いまごろになって一気に噴きだしたのだろうか?
(出典:中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』)

・犠牲の累積と連続とで社会というものは成立っているのである。
(出典:幸田露伴『連環記』)

・私は、今ここに居続けているだけで、リスクを一秒毎に累積している。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 5 目明し編』)

類語

蓄積(ちくせき)
意味:たくさんたくわえること。また、だんだんにたまること。また、そのもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

溜める(ためる)
意味:少しずつ集めて量をふやす。集めたものを減らさずに取っておく。集めたくわえる。(出典:デジタル大辞泉)

盛る(もる)
意味:積んで高くする。積み上げる。(出典:デジタル大辞泉)

積む(つむ)
意味:しだいに高く重なる。つもる。(出典:デジタル大辞泉)

重ねる(かさねる)
意味:物の上に、さらにそれと同類の物を載せる。(出典:デジタル大辞泉)

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