節税
「節税対策」などのように使う「せつぜい」という言葉。
「節税」は、音読みで「せつぜい」と読みます。
「節税」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「節税」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
節税の意味
「節税」には次の意味があります。
・所得控除や非課税制度を活用して税負担を軽減すること。(出典:デジタル大辞泉)
「節税」をわかりやすく言うと「制度を利用して合法的に税の負担を軽くすること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・節税のために作られたダミー団体という可能性もある。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK2』)
・いまは相続税が高いので、どうしたら節税してあとに残せるかと、あの手この手が考えられるようです。
(出典:式田和子『死ぬまでになすべきこと』)
・商才にめぐまれた男で、おそらく必要以上に節税感覚が豊かだった。
(出典:田中芳樹『七都市物語-(「扉」最適化)』)
・これはよく考えられることで、現によい節税法とされてもいると思います。
(出典:式田和子『死ぬまでになすべきこと』)
・株式上場に伴う節税というのが、それほど強力な動機でしょうか?
(出典:貴志祐介『硝子のハンマー』)
類語
・ 減税(げんぜい)
意味:税金の額を減らすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・節約(せつやく)
意味:むだを省いて、切りつめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・節減(せつげん)
意味:数量や経費などを切り詰めること。(出典:デジタル大辞泉)
・削減(さくげん )
意味:現にあるものを、けずってへらすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・低減(ていげん)
意味:へること。また、へらすこと。(出典:デジタル大辞泉)