笑顔
「優しい笑顔に癒される」などのように使う「笑顔」という言葉。
「笑顔」は、訓読みで「えがお」と読みます。
「笑顔」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「笑顔」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
笑顔の意味
「笑顔」には次の意味があります。
・にこにこと笑った顔。(出典:デジタル大辞泉)
「笑顔」とは、人を惹きつけるような、笑った顔のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・いつもなら温和な笑顔を思わせる細い目には当惑の感情が浮かんでいた。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録8 刃を砕く復讐者(上)』)
・しかし今、この小さな勝利に満足して笑顔を見せるわけにはいかなかった。
(出典:H・ホイッティングトン/青木秀夫訳『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ 第2巻 最終作戦』)
・銀行家はこう言いながら、振り返って、その青年のほうに笑顔を向けた。
(出典:アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯』)
・音楽院では本物の笑顔や長つづきする微笑は、ほとんど見かけていない。
(出典:アン・マキャフリイ『クリスタル・シンガー(全2巻) 2 キラシャンドラ』)
・爺さんの家の庭で働いていた人たちは皆笑顔でわたくしを迎えてくれた。
(出典:和辻哲郎『夢』)
類語
・笑い顔(わらいがお)
意味:笑っている顔。(出典:デジタル大辞泉)
・恵比須顔(えびすがお)
意味:恵比須のように、にこにこした顔。(出典:デジタル大辞泉)
・地蔵顔(じぞうがお)
意味:地蔵菩薩の顔のように丸々として柔和な顔。(出典:デジタル大辞泉)
・破顔(はがん)
意味:顔をほころばせて笑うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・朗色(ろうしょく)
意味:ほがらかな顔色やようす。(出典:デジタル大辞泉)