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竜宮とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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竜宮

「竜宮に住む姫」などのように使う「竜宮」という言葉。

「竜宮」は、「竜」は訓読み、「宮」は音読みで「りゅうぐう」と読みます。

「竜宮」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「竜宮」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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竜宮の意味

「竜宮」には次の意味があります。

竜神のすみか。海、川、井戸の底などにあるとされる美女と歓楽と不老と珍宝珍味の宮殿。インドでは竜宮へ如意珠を捜しに行ったり、ヘビを助けたお礼に招待される説話が多い。日本では浦島太郎や海幸(うみさち)・山幸の話が有名。売れ残りの花を水に投じた礼に竜宮に招かれる花売りの説話も広く分布。転じて海中または海上の楽園的な異郷をいう場合もある。(出典:百科事典マイペディア)

元々は、浦島太郎の乙姫が住む場所をはじめとした、説話の中の宮殿を指します。転じて、楽園や豪華な邸宅の形容にも使われるようになりました。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それに竜宮に住む竜王の娘が蛇という点は、こちらの方が合理的である。
(出典:福永武彦『第二随筆集 遠くのこだま』)

・浦島太郎の竜宮のように現実の世界とは異なった時間の世界である。
(出典:シェイクスピア/三神勲訳『真夏の夜の夢』)

・わたしの背中の上で、ちょっと目をつぶっておられれば、もう竜宮です。
(出典:坪田譲治『日本むかしばなし集 2』)

・太郎は、亀を助けたので、そのお礼として竜宮に案内されたのである。
(出典:小松和彦『神隠しと日本人』)

・倒れたと思うと、絵にある竜宮のような綺麗な処が遠くに見えた。
(出典:柳田国男『遠野物語 付・遠野物語拾遺』)

類語

宮殿きゅうでん
意味:皇帝や国王など大きな権力をもつ支配者の住居。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

内裏だいり
意味:皇居の古称。御所。(出典:百科事典マイペディア)

禁中きんちゅう
意味:禁闕(きんけつ)の中。天皇の御所。禁裏。宮中。皇居。禁内(きんだい)。(出典:精選版 日本国語大辞典)

王宮おうきゅう
意味:王の住む宮殿。(出典:デジタル大辞泉)

行在所あんざいしょ
意味:天皇の行幸(ぎょうこう)時の仮宮(かりみや)。行宮(あんぐう)が仮宮そのものをさすのに対し、行在所は抽象的に天皇の所在をさしたが、のちには同義に用いられた。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

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