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立て板に水とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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立て板に水

「あの人は立て板に水のように話しだすと止まらない」などのように使う「立て板に水」という言葉。

「立て板に水」は、訓読みで「たていたにみず」と読みます。

「立て板に水」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「立て板に水」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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立て板に水の意味

「立て板に水」には次の意味があります。

よどみなく、すらすらと話すことのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

立てかけた板の上を水が流れ落ちる現象を言い表した言葉です。
転じて、人が話すとき言葉がつかえないでスラスラと話すことを意味する慣用句となりました。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・会話に間があくということはいっさいなく、立て板に水とはこのことだ。 
(出典:奥田英朗『ララピポ』)

・ リリアは、楽しんでいる学校生活について、立て板に水のように語った。
(出典:時雨沢恵一『リリアとトレイズⅤ 私の王子様〈上〉』)

・ いつもは立て板に水のようにしゃべりまくる妹がしばし沈黙している。
(出典:佐野洋子『神も仏もありませぬ』)

・ソロは女の立て板に水を流すような雄弁を短かい妙な質問でさえぎる。
(出典:ナポレオン・ソロ・シリーズ『11 世界木枯し作戦』)

立て板に水のごとく滑らかな解説が出てくるのを聞いて、俺は初めて、この水色の髪の少女にわずかな興味を抱いた。
(出典:九里史生『SAO Web 03』)

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類語

竹に油を塗る(たけにあぶらをぬる)
意味:よく滑るところから、口が達者なことのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

懸河の弁(けんがのべん)
意味:水を上から流すように、とどこおりなく弁舌を振るうこと。(出典:デジタル大辞泉)

弁舌を振う(べんぜつをふるう)
意味:雄弁に述べたてる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

流暢(りゅうちょう)
意味:言葉が滑らかに出てよどみないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

弁舌(べんぜつ)
意味:ものを言うこと。また、ものの言い方。話しぶり。(出典:デジタル大辞泉)

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