科学
「社会科学」などのように使う「科学」という言葉。
「科学」は、音読みで「かがく」と読みます。
「科学」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「科学」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
科学の意味
「科学」には次の意味があります。
・一定の目的・方法のもとに種々の事象を研究する認識活動。また、その成果としての体系的知識。(出典:デジタル大辞泉)
普遍的真理や法則の発見を目的とし、一定の方法にもとづいて得られた知識を意味します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・考え方によっては科学というものは結局言葉であり文章である。
(出典:寺田寅彦『科学と文学』)
・しかし子供がそのまま科学の武器を使用したら、どんなことになるかな?
(出典:太宰治『惜別』)
・これは科学そのものの利益からいっても、そうしなければならないのだ。
(出典:クロポトキン・ピョートル・アレクセーヴィチ『青年に訴う』)
・私は多くの理由によって自然の科学の一つを勉強する決心をしました。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)
・それは批評的な半ば科学的な方法で事件を論じようと試みたものだった。
(出典:ドイル・アーサー・コナン『臨時急行列車の紛失』)
類語
・サイエンス
意味:科学。学問。(出典:デジタル大辞泉)
・学問(がくもん)
意味:理論に基づいて体系づけられた知識と研究方法の総称。(出典:デジタル大辞泉)
・学術(がくじゅつ)
意味:専門的な研究として行われる学問。原理と応用・技術を含めていう。(出典:デジタル大辞泉)
・学理(がくり)
意味:学問上の理論または原理。(出典:デジタル大辞泉)
・学芸(がくげい)
意味:学問と芸術。また、学問。(出典:デジタル大辞泉)