神頼み
「神頼みするしかない」などのように使う「神頼み」という言葉。
「神頼み」は、訓読みで「かみだのみ」と読みます。
「神頼み」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「神頼み」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
神頼みの意味
「神頼み」には次の意味があります。
・神に祈って加護を願うこと。神の助けを願い求めること。(出典:デジタル大辞泉)
「神頼み」をわかりやすく言うと「どうしようもなくなり、神に祈って助けを求めること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・一番肝心な部分を神頼みする貴女のその態度がなってないと言っているのですわ。
(出典:桜坂洋『よくわかる現代魔法 第1巻』)
・そうやがなって、そやのに、神さんが神頼みしてるなんて聞いたことないわ。
(出典:植松真人『アメリカ人になりたい。』)
・それじゃあやっぱり神頼みぐらいが関の山ってところでしょうか。
(出典:北沢慶,山本弘,友野詳『妖魔夜行 暗き激怒の炎』)
・困った時の神頼みいうけど、自分が神さんやからなあ。
(出典:植松真人『マギーさんのオムレツ。』)
・神頼みなんてことは、人間の力では本当にどうにもならない場合に限ってやるべきだと僕は思う。
(出典:平坂読『ホーンテッド! 2』)
・迷いの竹林に現われた医者はそんな神頼みの治療ではなく、もっと高度な治療を施すと言う。
(出典:ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』)
・何がどう進行するのか、まったく神頼みだった。
(出典:野尻抱介『ロケットガール(全4巻) ロケットガール 3』)
・チンピラだって神頼みはするはずだし、お守りだって持つだろう。
(出典:東川篤哉『謎解きはディナーのあとで3』)