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破廉恥とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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破廉恥

「破廉恥な行動」などのように使う「破廉恥」という言葉。

「破廉恥」は、音読みで「はれんち」と読みます。

「破廉恥」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「破廉恥」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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破廉恥の意味

「破廉恥」には次の意味があります。

恥を恥とも思わないこと。恥ずかしいことを平気ですること。人倫、道徳などに反する行為をすること。また、そのさま。恥しらず。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「破廉恥」という言葉は、文字通り廉恥を破るという意味です。「廉恥」の「廉」は「潔い」「けじめ」といった意味を持つ言葉で、「廉恥」は恥じる心が強いことを意味します。
この「廉恥」に「破」をつけることでその逆の意味となります。「ハレンチ」とカタカナ表記されることが多い言葉です。


小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もともと破廉恥なことをしでかすために生まれてきたような娘なのだ。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター17 エイリアン黒死帝国 上』)

・性的な要素もないではないが、あんな破廉恥なものでは絶対にありえない。
(出典:安部公房『他人の顔』)

・いかに破廉恥な男でもさすがに顔を出す勇気はなかったのだろう。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル16] 横溝正史 「悪魔の百唇譜」 v0.9』)

・そういうものをあえて主張するのは、破廉恥なる特権者にすぎないのだ。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)

・そしてあなたの方は、不徳義な破廉恥なひとということになりますでしょう。
(出典:豊島与志雄『無法者』)

類語

野放図(のほうず)
意味:人を人とも思わないずうずうしい態度。横柄なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

勝手(かって)
意味:他人のことはかまわないで、自分だけに都合がよいように振る舞うこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

わがまま
意味:自分の思いどおりに振る舞うこと。また、そのさま。気まま。ほしいまま。自分勝手。(出典:デジタル大辞泉)

横着(おうちゃく)
意味:わがままで、ずうずうしいこと。ずるいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

利己的(りこてき)
意味:自分の利益だけを追求しようとするさま。(出典:デジタル大辞泉)

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