知能
「猿は知能が高い」などのように使う「知能」という言葉。
「知能」は、音読みで「ちのう」と読みます。
「知能」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「知能」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
知能の意味
「知能」には次の意味があります。
・物事を理解したり判断したりする力。(出典:デジタル大辞泉)
知能をわかりやすく言うと「頭の良さ」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それがわかるくらいの知能があれば、どうしたらいいかもわかるはずよ。
(出典:アン・マキャフリー『恐竜惑星シリーズ(全2巻) 2 アイリータの生存者』)
・わたしたちには恐れを感じるだけの知能がないとでも思っていたのかい?
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 1 星界の断章 I』)
・知能はとても高いけれど、わたしたちはもうそのことを知っているわね。
(出典:E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ4) レンズの子ら』)
・この場合はブラントンの知能が第一級だったことで条件は簡単になった。
(出典:ドイル/鈴木幸夫,鮎川信夫,内田庶,中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』)
・知能は性格の有つ能力そのものであって、単なる知識能力などではない。
(出典:戸坂潤『技術の哲学』)
類語
・知力(ちりょく)
意味:知恵の働き。知的な能力。(出典:デジタル大辞泉)
・知性(ちせい)
意味:物事を知り、考え、判断する能力。(出典:デジタル大辞泉)
・智力(ちりょく)
意味:才知と勇力。また、知恵のはたらき。ちりき。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・インテリジェンス
意味:知性。理知。理解力。(出典:精選版 日本国語大辞典)